Plunet導入以前に使用していた案件管理の社内システムがありましたが、機能が限定的であり、何より詳細な統計データを出力することができませんでした。案件規模の拡大、案件数の増加、社員数の増加に伴い、翻訳受発注業務の効率化と統計データの活用を期待して、Plunetを導入しました。
見積書から納品書、請求書まで、一連の流れの中で最小限の操作で出力できるため、請求作業が効率的に行えます。また、見積中、進行中、請求中、支払済みなど、各プロジェクトのステータスが自動的に設定され、レポート生成の検索基準としても利用できるため、全体の案件進行状況の把握に役立っています。
翻訳サービスの国際規格「ISO 17100」認証を取得するにあたり、あらかじめその基準を満たしているPlunetを管理システムとして利用していたため、申請のためのドキュメント作成、また当日の審査に非常にスムーズに対応できました。
翻訳や多言語制作の案件が、統一されたフォーマットで進行状況も含めて管理できるため、ワークフローが可視化されるようになりました。それによって、ルールによる運用だけでは把握しづらい課題が明確になり、ワークフローの標準化と効率化を継続的に進めていくことができます。
また言語別や、担当別、クライアント別など複数の基準で、詳細な統計データが出力できるため、任意の期間の受発注の傾向や変化などを把握することができます。
Plunetの翻訳案件管理システムのおかげで、翻訳ワークフローを標準化し改善することができました。全体的な効率が上がり、プロジェクトマネージャーと外部リソース間の効率的なコミュニケーションも維持できるようになりました。また、PlunetはISO 17100規格に準拠しているため、認証取得も迅速かつ容易になりました。ボーディン・トッド・リチャード